娯楽

80年前の映画とは思えない名作”オズの魔法使”を見て

こんにちわ。

密月です!!

雪も解けているので、ウォーキングが解禁出来そうです!!

健康維持、集中力upとウォーキングにはいいこと尽くしです。

さて、今回は見た映画について感想を書いていきます。

読書だけでなく映画やドラマなんかも自分の知識を増やすことが出来ます!!

あと、感性なんかも上がりますね(*’▽’)

かなりの長文になってます。

本当に申し訳ないです。

 

 

”オズの魔法使”を見ようと思ったキッカケ

 

オズの魔法使はとても有名なので内容だけは知っていました。

学芸会なんかでもやったり、見たことあるかも。

今回、見ようと思ったキッカケは、

英語多読のために読んだ英語小説の意味が全く分からなかったので、

映画で内容を理解しようっと思ったからです!!

因みに私が読んで全く意味が分からなかった英語多読本はこれです↓↓
L.Frank Baum “The Wizard og OZ”「オズの魔法使い」(IBCパブリッシング,2005)

このIBCパブリッシングシリーズはレベル分けされており、

オズの魔法使はレベル2です。。。

IBCパブリッシングシリーズのレベルとは

level1:TOEIC300以上 英検:4級以上

level2:TOEIC350以上 英検:3級以上

level3:TOEIC400以上 英検:準2級以上

level4:TOEIC470以上 英検:準2級以上

level5:TOEIC470以上 英検:2級以上

う~ん、

密月の辞書を使わずに英語を読む力はまだlevel1が妥当なのかな??

 

ネタバレ注意!!〜実際に見てみると〜

 

大まかな内容は知っているけど、改めて見ると感動しました!!

というのも、この映画、アメリカで公開されたのが、1939年なんですよ!!

80年も昔ではあり、今のCG満載の映画に慣れている人からしたら、

陳腐に見えるかもしれませんが、

当時の限られた技術の中ではとても素晴らしい映画だと思います。

実はオズの魔法使がミュージカルなことを知りませんでした><

ミュージカルの最初の曲

“虹の彼方に”この曲がとても綺麗で素敵です。

オズの魔法使の曲だったことをすっかり忘れていました。

しかも、この曲を歌っているヒロインがまだ子役なのにも驚きました!!

時間を作って、

ゆっくりと曲を聴きながら歌詞も追っていきたいです。
驚いたことといえばもう一つ。

ドロシーが冒頭に歩いているシーンや、

嫌な女ガルチさんが自転車に乗っているシーンなど、

所々に少し使われていた曲がシューマンに「楽しき農夫」でした!!

ピアノで楽しき農夫を弾いている時に、

なんか聞き覚えあるけど、思い出せなくてモヤモヤしてましたが、

これで納得しました!!

最初に読んだ、多読洋書ではトトが連れていかれるシーンなんて

あったっけ??と思ったで、

もしかすると洋書と映画ではストーリーが若干違うかもしれません。

単純に洋書が読み取れてないだけかもしれませんね><

 

実際のストーリーは・・・

映画版の物語は、トトがガルチさんに噛み付いてしまった後からのストーリーです。

大地主という立場を利用したガルチさんが、トトを処分するために保安官と命令書を持って、ドロシー宅からトトを連れ去ってしまいますが、トトはうまく輸送中に脱走し、ドロシーの元へ。

このままではまたトトが連れていかれると思ったドロシーは

トトと一緒にずっと思い続けていた「もっと良い場所」を求めて

家出をしちゃいます。
その先に辿り着いたのが、なんか怪しいおっさん。

“千里眼”を謳い文句にしてて胡散臭い。

水晶を覗き込んで、

エマ叔母さんが悲しんでいる事をドロシーに伝えると、

ドロシーは家に帰ることを決意します。

しかし、その時はもう嵐が。。。。

歩くのが困難な中、ようやく家に辿り着くも家の中は誰もおらず、

庭にある地下シェルターに逃げようとするもシェルターの扉は開かず。

家の中で嵐を過ぎ去るのを耐えるドロシーとトト。
しかし、巨大竜巻にドロシー宅を襲い、

なんと家ごと竜巻で飛ばされてしまいました!!

オズの国に到着!!

辿り着いた先は、

魔法が存在する不思議な国“オズ”

ドロシーの家がオズの国に着いたときに、

悪い魔女が家の下敷きになって死亡しちゃいます。

結果として、ドロシーは悪い魔女の履いていた、

魔法に靴を手に入れますが、ドロシーは家に帰りたい。

困っていると、

とても美しい、北の良い魔女がやってきて、

ドロシーが元の場所に戻れる方法を教えてくれます。
エメラルドシティの大魔法使いオズに頼めば家に戻して貰えると。

黄色いレンガの道を辿っていけばエメラルドシティに辿りつけると言い残し、

ドロシーは町外れまで送ってくれるマンチキンと歌いながらレンガの道を辿ります。

こうしてオズの魔法使いが始まって行きます。

途中で別れ道になってしまっている時に、

第一仲間:かかしが登場!!

お喋りをしてて意気投合したドロシーは、かかしをマルタの杭から助けてあげることに。

かかしは自分が脳みそを持っていないから、カラスに馬鹿にされている悩みをドロシーに打ち明けます。

脳みそさえあれば、草木と話をしたり人の相談にだって乗れて、人生が楽しくなると歌います。

ドロシーがカンザスに帰るために魔法使い”オズ”に会いに行くのを伝えると、

かかしも自分を連れて行って欲しいと懇願します。

きっと、オズなら自分に脳みそを授けてくれると。。。

二人とトトは、意気揚々に歌いながら黄色いレンガの道を歩いていくと、

その途中にいるわ、ガ。。。じゃなくて西の悪い魔女!!!

西の魔女の妨害をかかしの機転により乗り越えます。

第二仲間:ブラキを発見!!

 

西の悪い魔女の妨害を乗り越えた先に、ブラキ男がいましたが、

錆てしまってて身体を動かすことが出来なければ、

上手く話すことも出来ない。

それでもドロシーは上手く聞き取って油差しを使ってブラキを元にもどしてあげました。

これで完璧ねっと言うドロシーに対してブラキは完璧では無いと言い放ちます。

なんと、ブラキはブラキ屋さんがを入れ忘れてしまったために中身が空洞なんです。

ブラキは人間みたいに物事に感動できる心が欲しい願います。

心があれば人間になれて感情を持てると。

自分の寂しい気持ちを歌いながら、しかし、陽気に踊るブラキを見て、

一緒にエメラルドシティに行ってオズに心を貰おうと提案します。

答えを迷っていると、西の魔女が登場。

かかしとブラキを罵ってあろうことか、かかしの大嫌いな火の玉を投げつけます!!

火の玉にパニックになるかかしを助けるために、ブラキは体を張って、

火の玉を消します。

結果として、この西の魔女の挑発が、ドロシー、かかし、ブラキの間に

友情が芽生え、ブラキは一緒にエメラルドシティを目指すことにしました。

敵か?味方か??ライオンが登場!!

 

みんなで歌いながら歩いていると気付けば夜もふけてあたりは暗くなって、

薄気味悪くなってきた時、目に前になんとライオンが現れて絶体絶命に!!

ライオンの威嚇と暴言が始ります。。。が、なんとトトがみんなを守るため

ライオンに立ち向かっていきます!!

それを見て、ドロシーが、思わずライオンを叩いてしまいます。

その途端、ライオンが号泣。

ドロシーだけでなく、かかしもブラキもビックリ!!

なんと、ライオンは勇気の無い臆病者

自分のことすら怖いとずっと泣き続けてしまいます。

上手く寝れないと言うライオンに対して、羊でも数えればって助言するも

羊すら怖くて数えられない

さすがにこれに同情した、かかしがオズに勇気も貰いに行こうと提案し、ドロシーが誘います。

ライオンは、臆病なライオンがいても恥ずかしくない?

本当に辛いんだと打ち明け、

第三の仲間:ライオンが加わり

それぞれの願いを叶えて貰うためにもオズのいるエメラルドシティを目指します。

途中で、ガル。。。じゃなくて西の魔女に妨害されますが、

何とかエメラルドシティに辿り着きました!!

しかし、実はここからが物語の本番です。

エメラルドシティに着いて

オズ大魔王は誰とも面会しないから帰れと門兵に言われてしまいます。

かかしが機転により、

エメラルドシティの中に入れて貰いましたが、その名の通り、

全てが緑一色。

オズに会う前にはまずは身なりを整えなければと言われ、

陽気な歌と共に美容院に案内される一行。

かかしは新しい藁を詰めてもらい

ブラキはサビを落としてもらい

ドロシーは髪を整えてもらい

ライオンはカールをかけてもらう

これでオズに会えると思ったら、

オズは西の魔女のほうきをもってくれば願いを叶えてやるという

交換条件をつけます。

そのため、ドロシー達は西の魔女の住む地へ向かうこととなります。

途中でドロシーが魔女に捕まり閉じ込められたりしていましたが、

無事にドロシーの救出に成功!

入り口には兵士が沢山いるので、

兵士を避けながら、屋上にたどり着いたとこで魔女に捕まってしまいました。

怒りが頂点に達している魔女はトトも含めて皆んなを殺害しようとします。

そして、まず魔女がターゲットにしたのは

かかし

自分のほうきに、燭台の火を移し、かかしに火を放ちます。

火はカカシにとって最も禁忌な存在です。

かかしの藁に火が燃え移ってしまい、パニックになる一同。

ドロシーは咄嗟に樽に入っていた水をかかしにかけて消化に成功!!

しかし、

この水がガルチ。。。じゃなく西の悪い魔女にもかかってしまいました。

すると、

なんと西の魔女がみるみるうちに溶けていくではありませんか。

小娘にやられるなんてーと言い絶命。

水に弱かったんですね。

エメラルドシティに生還。

 

無事にエメラルドシティも戻るドロシー一行。

しかし、相変わらずのオズの対応。。。

嘆き悲しむドロシー。

その時、トトがオズの玉座の近くにあるカーテンの中に入っていってしまいました。

そして、トトがカーテンの咥えながらめくると。。。

何やな機械を操作しながら緑のスーツを着ているオッサンが喋ってるではありませんか!

そう、この中の人がオズだったわけです!!

一同呆然からの罵り。

遂にはかかしが「イカサマ」と言う始末。

ごもっともですwww

オズも自分がイカサマしている事は納得。

自分は善人だが、魔法使いではないと。

そう、彼もまたカンザスから飛ばされて来た人であったのです。

そして、彼は言います、かかしに。

オズからの贈り物

 

かかし

脳みそはどんな生き物にも持っている。

大事なのは脳みそがあるか無いかでは無い。

どんなに素晴らしい学生でも大学を卒業して学者になっても、

脳みそは変わらない、たとえかかしとでも。

ただ、かかしに足りていなかったものは

”卒業証書“

卒業証書をもらった瞬間、かかしは突如として理論を言い始め、

自分には脳みそがあると叫びます。

ライオン

そして、オズはライオンに語ります。

ライオンは思い違いをしているっと。

危険から逃げ出すことが勇気が無いと思っていることに。

勇気と知恵を混合していると。

ライオンには勇気が足りていないのではなく、

”勲章“

が足りないだけだと。

またオズは言います。

ブラキ

心が欲しいブラキに、心なんて無い方が幸せだって。

それでも、心が欲しいブラキに、オズは

誰からも感謝されたことをします“感謝のしるし”としてハート型の時計

プレゼントされます。

そして、すごくいいことを言います。

「心の大きさとは、

どれだけ人から愛されるのかで決まる」

今まで、オズには嫌なイメージしかなかったので少し見直しました。

ドロシー

さて、ドロシーをカンザスに戻す方法は。。。

なんと、オズ自身がドロシーをカンザスに送ると言い出します!

オズも西部カンザス出身で、サーカスで気球乗りで

人類初の成層圏飛行ショーの最中にアクシデントでエメラルドシティまで来てしまったと。

魔法が使えないオズが、大魔王とか言われていたのは、

気球に乗ってやって来たからみたいです。

乗って来た気球は逃げる時ように隠しておいていたから、

これを使って、

二人でカンザスに帰ろうって!!!

どうやら彼は、オズの大魔王に飽きていたみたいですから、オズがは逃げたいだけですねwww

出立の時、多くの国民が見送りに来てくれます。

自分はいつかまた戻ってくると嘘を吐き、

自分が不在の間は、

素晴らしい頭脳を持つ、かかしがこの国を治め、

心優しきブラキ男

勇気あるライオン

補佐役に任命しました。

さて、気球が出発というときに、

まさかのトトが猫を見て興奮して気球から降りてしまったので、

ドロシーも後を追うことに><

オズを乗せた気球は遠くに飛んでいってしまったため、

ドロシーは帰れなくなってしまいました。

遂にカンザスへ戻ろう!!

途方に暮れるドロシーは助けてくれたのは、

優しき北の魔女!!!

ドロシーが北の魔女に、

私を助けてと縋りますが、

北の魔女は優しく、

『私の助けなどなくても自分の力で帰れるわよ。』

ドロシーは東の魔女を倒した時点で、

カンザスに帰れる方法を入手していました。

ただ、帰るために最も必要な、

本当に帰りたい気持ち

東の魔女を倒した時はまだその気持ちがまだ薄かったのです。

しかし、その後の冒険を通じてドロシーは叔母さんや叔父さんに会いたい

自分の居場所はカンザスの叔母さんと叔父さんの場所だと気づいた時

初めて東の魔女の靴がドロシーを導いてくれると。

カンザスへの帰還

これまで一緒に冒険をした仲間たちに、感謝と別れの言葉を告げて、

ドロシーはカンザスに戻ります。

戻り方は

目を閉じて、

かかとを三回ならし、

”やっぱりお家が一番”と願うこと。

ドロシーが願い続けている間、

ぐるぐると世界は回っていき、

また、セピア色の世界へ

そして、

ドロシーはベッドの上で目を覚まします。

そこには元気なエム叔母さんが一生懸命、

ドロシーを看病してくれていました。

そして、

家出中に訪問した怪しげなおっさん

下働きの3人組が心配してドロシーのもとへ駆け寄っていきます。

ドロシーは心の底から家に帰れたことを喜び、

ここが私の場所。

みんなと一緒にいれる家が、私の居場所と安堵しました。

ネタバレ注意❢印象的なシーン

この映画で印象的なシーン。。。というより、

映画そのものの印象は色彩です!!

カンザスの時は全体がセピア色です。

その当時の様子を映し出しており、

現代の私たちが見ても「昔だからセピア色なのか」と納得しちゃいます。

しかし、

オズの国に着いた途端、

あたり一面はカラフルに彩られています。

当時ではまだ、カラーはとても最先端な技術であった筈です。

その最先端のカラー技術を「オズの国」に取り入れたことで、

オズの国は彩りのある別世界、又は夢の国をイメージしたことは

容易にわかります。

それほど、オズの国での出来事を特別にするための、

もっとも美しい演出なんですね

あと、

凄く白夜がワクワクと楽しくなったのが、

冒頭のシーン。

ガルチさんがトトをぶったとエマ叔母さんに訴えても、

忙しくて相手にされない。

悔しいドロシーは、下働きしている三人組に愚痴ります!!

そう三人組です!!

是非、冒頭のこのシーンをチェック!!

何気に見落としてしまいます><

そーすれば、映画の所々に散りばめられている

ドロシーの言葉ニヤニヤします!!

あと、怪しげなおっさんもとても重要だったりします!!

80年前から伏線回収は行われていたのですね!!

人におススメ

英語学習している方にとてもおススメな作品です。

字幕と併用すると、

セリフが理解できます!!

過去の名作を知りたい方でまだオズを見ていない方にもおススメです!!

ドロシーが最後に言った

”やっぱりお家がいちばん”

この言葉にぐっときてしまいます。

 

なんか、上手く映画の要領を纏められずに思った以上に長文でスミマセン><

要領よく物事を説明する技術が必要だということを学習しました!!